「悠仁さまだって人間」「ガチガチの警備を望んでいるのか」 筑波大生は「お互いにとって良くない」 

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「決して悠仁さまへの忖度ではありませんが……」

 その授業を巡っても騒ぎが起きていた。今年度から筑波大は全科目で期末試験を廃止。科目ごとに教員の判断で、小テストやレポート、口頭試問などで成績を評価することにしたというのだ。

 これを大学が発行する「筑波大学新聞」(4月2日付)が1面トップで報じた結果、SNSでは炎上騒ぎが起きてしまう。“試験廃止は悠仁さまへの忖度(そんたく)?”“期末試験がない大学なんて世間から評価されない。悠仁さまのために学生を犠牲にするのか”などの声が上がったのだ。

 大学関係者によれば、

「筑波大は一律ペーパー試験を廃止して、科目ごとに自由に評価を行う方向へかじを切ったわけですが、これは文科省が全国の大学に認めた新たな評価基準。欧米でも、ペーパー試験だけでは学生の学力到達度を正確に測れないとして、廃止は世界的トレンドになっている。決して悠仁さまへの忖度ではありませんが、タイミングが入学時期と重なってしまったため、あらぬ批判を招いているのでしょう」

「お互いにとって良いことだったのかと疑問」

 悠仁さまが入学したことでさまざまな話題を振りまく筑波大。新聞テレビなど大手メディアは、“悠仁さま歓迎”の在学生コメントであふれているが、異論はないのだろうか。

 悠仁さまの先輩にあたる、生物学類に籍を置く現役学生に質すと、

「悠仁さまだって人間だから人の心があるはずです。ガチガチに警備された上、社会的に注目されながら通学することを果たして望んでいるのか。私たちからしても、なぜ警備も制度も整う学習院に行かなかったのか、悠仁さまとわれわれ、お互いにとって筑波大入学は良いことだったのかと疑問に思ってしまう部分は正直あります。筑波大は他大学と比べても、本当に自由でのびのびした学風です。生物学類の友達は『勉強を頑張りたくて入学したのに、思いがけないところで注目を浴びて迷惑だ』などと怒っていましたね」

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