過酷すぎる「バス旅」であわや、蛭子さんと“ラブホ泊” 「まるで修行みたいな現場でした」

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さとう珠緒、インタビュー第6回

 俳優やタレントとして長年活躍するさとう珠緒(52)。40代は、愛犬の介護に寄り添いながら穏やかに過ごす一方で、テレビ番組「バス旅」では、漫画家の蛭子能収らと過酷なロケを行うこともあった。旅の裏側や、たまに「ぷんぷん」した40代の心境を聞いた。(全8回の第6回)

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――ぶりっ子キャラを経て、40代に入られたと思うのですが、どのように過ごされていましたか。

 コロナもあったからか、全体的にふんわりしていて、「あれ? 何があったんだろう」って思うくらい、記憶が少しぼやけているんですよね。あっという間に過ぎた10年だった感じがします。

――コロナ禍の時期は、どのように過ごされていましたか。

 その頃は、飼っていたチワワが病気で、介護にずっと付き添っていました。それができたことには本当に感謝しています。私、宇宙の中で一番犬が好きなんです(笑)。それくらい大切な存在でした。

――愛犬は何歳まで生きていたのですか。

 亡くなったのは4年前で、17歳まで生きてくれました。肝臓がんでした。

――ほかにも愛犬はいましたか。

 それ以前にも飼っていたチワワがいて、その子はてんかんや心臓病を患っていて、長く介護をしていました。だから、40代は犬の介護に追われていた時期でもありますね。本当に、犬から教えられることがたくさんあったと思います。

――愛犬との時間以外で、40代に印象に残っている出来事や、浮いた話などはありましたか。

 浮いた話……と言われても(笑)。あまり「これ!」って言えるような具体的なことはないんですよね。楽しいことはあったけど、何が楽しかったかと聞かれると、ふんわりしていて。でも、いろいろ考える年代ではありました。

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