「プリンセスと結婚した小室と申します」 “皇室利用”発言が物議を醸した小室圭さん 夫妻は「成年式」に帰国するのか

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3時間余りの“買い物デート”

 当の圭さんはそんな“評判”を物ともせず、休日は夫婦の時間を大切にしているという。現地時間3月8日土曜日には、眞子さんと友人と思しき男女と共にショッピングへと繰り出し、3時間余りの間買い物を楽しんだ。

「小室さんと眞子さんは、店のロゴが入ったバケツを持ちながら、壁用の塗料などを手に取っていました。眞子さんはゆったりしたシルエットのロングコートを着ていて、夫婦で並んで歩きながら時にはしゃがみ込んで品定めするなど、ゆっくりと店内を見て回っていました」(居合わせた客)

 この仲むつまじいショッピング・デートは、眞子さんのゆったりファッションを中心に多くのメディアで取り上げられることとなった。皇室を離れ、渡米して3年過ぎてなお小室夫妻への注目度は高い。将来の天皇の姉、義兄なのだから当然だろう。そして今注目されているのが、弟・悠仁さまの成年式への出席の有無だ。

40年ぶりの成年式

「普通に考えれば小室さん夫妻に招待状が来て出席することになるはずですが、これまでの経緯を踏まえると単純にそうなると言う人はなかなかいないですね」(担当記者)

 成年式は「昭和60(1985)年の秋篠宮皇嗣殿下以来」(宮内庁)となるので実に40年ぶりのこと。その様子を伝えた当時の新聞記事(朝日新聞1985年11月30日夕刊)によれば、出席者は天皇皇后両陛下、皇太子ご夫妻や東宮大夫、侍従次長、東宮侍従の他、「浩宮さまや常陸宮ご夫妻をはじめ皇族方13人、鷹司和子さん、正田英三郎氏ら親族10人、中曽根首相、坂田衆院、木村参院両院議長、矢口最高裁長官ら15人も参列した」(肩書はいずれも当時のもの)という

 その5年前に行われた浩宮さま(現・天皇陛下)の成年式もおおむね同様なので、前例にならえば「親族」小室さん夫妻は当然招待されることとなる。

圭さんと秋篠宮さまは“絶縁”状態

 小室さん夫妻は渡米して以来日本に戻ったことはないが、秋篠宮家の事情を知る関係者によれば、

「眞子さんは渡米した時点で、ご実家をはじめ皇室とは一切関わりたくないという強い意思を示していました。一連の騒動で批判の声が沸き起こった日本社会にも決して良い感情は持っておらず、あえて帰国するとは考えられません。また小室さんについては、秋篠宮殿下から“絶縁”されているような状態が続いており、殿下は小室さんの連絡先すら把握なさっていない。そもそも式にお招きするといったお考えなど、みじんもお持ちではないのです」

 今年秋には夫妻が海を渡って4年が経過することになる。「何らかのタイミングで帰国があるはずだが、それがないまま時間だけがたっている」と見ている関係者も少なくないというが。

「圭さんの母・佳代さんが2月に“自伝エッセイ”を出版したことの影響について指摘する声もありました。秋篠宮家や眞子さんへの言及どころかその名前すら記述されていませんが、宮内庁内では“歓迎すべきものではない”との声があります。“圭さんが眞子さんと結婚しなければ今回の出版はなかった、皇族方が登場しないとはいえ皇室利用ではないかとの批判が出てくる可能性がある”といった懸念を口にした人もいました。が、一方で“出版が何かに影響することはないよ”と言う人もいましたね。詳細の正式な発表まではいろいろな意見が見られそうです」(前出の担当記者)

 40年ぶりだけに、行事そのものへの関心が高まるのは確実だが、それ以外の点でも注目を集め続けることになりそうだ。

デイリー新潮編集部

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