“不適切な芸風”も「セクハラ疑惑」で謝罪…活動休止の「石橋貴明」は“悪ノリ”に厳しい時代に復活できるのか
忖度は中居氏以上?
3月に発表された、フジテレビの一連の問題をめぐる第三者委員会の報告書で、10年以上前、フジの女性社員と2人での飲みの席で、下半身を露出していた「有力な番組出演者」と記され、事務所を通じて謝罪したとんねるずの石橋貴明(63)。若手時代から港浩一前社長(72)の「子飼い」と呼ばれていた石橋だが、がんに罹患し手術や入院、療養のため芸能活動を休止している。
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「10年以上前ということは、ウチの冠バラエティー番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』が放送中です。番組が18年3月に終了した後、いずれも石橋さんの冠番組で『石橋貴明のたいむとんねる』(18年4月~20年3月)、『石橋、薪を焚べる』(20年4月~21年4月)を放送しています。ここ数年は、年に1、2回放送されるものまねバラエティー特番『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』の主宰として君臨していました」(フジテレビ社員)
2023年6月にフジの女性社員に性暴力を加えながら、昨年12月までの1年半にわたりフジの番組へ出し続けていた元タレントの中居正広氏(52)と同様に、石橋への忖度がうかがえるが、テレビの中では「オラオラ系」キャラで知られる石橋に関し、報告書で書かれた以外のハラスメント疑惑がメディアで報じられている。
「時代の空気を読み取ることができなかったのでしょうね、いつまでもイケイケ時代のノリと変わらない。フジテレビと同じです」(番組制作会社関係者)
今回の騒動を期に、人事を含め、「古いフジテレビの体質」は一掃されつつある。そんな古いフジに多大な貢献を果たした石橋だが……。
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