「処分者の井上、入江、池田、岡本、宮下」「山健組処分者の織田」に込められたメッセージ 6代目山口組の人事を読み解く
4月18日の幹部会で
4月18日、6代目山口組で若頭が交代する大きな人事があった。7代目トップがはっきりと見える内容で、相談役ポストが新設されるなど話題になったが、その狙いはどこにあるのだろうか。
4月18日、《ナンバー2の「若頭」が交代したことが、関係者への取材で分かった》と他に先駆けて、スクープとして報じたのは神戸新聞だった。《長年にわたって強権的な支配体制を敷いてきたとされる高山清司若頭(77)が新設ポストの「相談役」に就任。後継には、同じ直系組織・弘道会(名古屋市)出身の竹内照明若頭補佐(65)が就いた》《弘道会出身の篠田建市(通称・司忍)組長(83)から、竹内若頭へトップを継承させることを見据えた動きの可能性がある》と続く。...