8年の遠距離恋愛を経てゴールインした「錦鯉・長谷川雅紀」 新婚生活で一番変わったのは「おしっこを座ってするようになった(笑)」
2021年、50歳と43歳という史上最高齢で「M-1グランプリ」王者になって4年――。相変わらず、この二人をテレビで見ない日はない。錦鯉の長谷川雅紀(53)と渡辺隆(47)。5月6日からは、独演会ツアーで全国を回る。コンビ結成から13年、二人ともこの春から私生活でも大きな変化があったという。早速、話を聞いた(全2回の第1回)
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新婚生活で変わったこと
〈長谷川 ボクは45歳になった頃、このままだと孤独死しちゃうなと思って。それまで結婚なんて考えたこともなかったし、芸人になっても売れないし、好き勝手に生きてきたから仕方ないかと思っていたんだけど。でも45歳になってから考えが変わってきて。(略)周りの人に「誰か、ボクの結婚相手になってくれる人いない?」って声をかけたんだ。そこで紹介されたのが、いま付き合っている関西在住の女性。初めから結婚前提で付き合っているから。
渡辺 2019年5月以来、会っていないんでしょ。大丈夫なんだろうね。
長谷川 コロナもあって、彼女の方が気を遣ってくれてね。休みをやりくりして会いに行ってもいいんだけど、落ち着くまでは待ってと。でも大丈夫だから〉
2021年刊の錦鯉の著書『くすぶり中年の逆襲』(新潮社)からの引用である。本書を刊行した翌月、「M-1」王者となって大ブレイクを果たすことになるが、長谷川は同書で紹介していた「関西在住の女性」と2024年8月に入籍したことを、今年1月のテレビ番組内で発表していた。早速、新婚生活の話を聞いたところ、意外な答えが返って来た。
「1週間前から一緒に住み始めました。だから、本当の意味で、新婚生活が始まったばかりなんです」(長谷川)
多忙なスケジュールをやりくりし、やっと二人での生活がスタートしたという。今までと一番変わったことは何だろうか。
「そうですね、毎日怒られています(笑)。風呂から出たらマットを干してとか、身体をふいたバスタオルをそのままにしないでとか、なんでカバンの中がぐっちゃぐっちゃなの! とか」(長谷川)
隣で嬉しそうに聞き入っている渡辺にも感想を聞いてみた。
「奥さんにしてみたら、新婚生活というより、急に子供ができたみたいなもんだよ」(渡辺)
「それ、確かに言われる(笑)。あと、おしっこを座ってするようになった。前に一時期、座ってしていたことがあるんだけど、どうもしっくりこなくて……。それで立ってするようにしたら、奥さんから『座ってして下さい!』と」(長谷川)
「立ってすると、便器の周りに飛び散るから、あとで掃除が大変なんだよ」(渡辺)
「たしかに。壁とか汚れていたら、迷惑だものね」(長谷川)
「壁まではいかねえだろう。それは飛び散ってるんじゃなくて、かけてるんだよ!」(渡辺)
変わらぬ二人である。
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