ギャルからドSの医者に…「橋本環奈」異例の「ヒロイン連投」で気になる事務所の“懐事情”
朝ドラヒロインから間を開けなかったもう1人
「例えば、『おむすび』の前作『虎に翼』(24年前期)のヒロイン・伊藤沙莉(30)は、放送終了後、今年9月公開予定の映画『風のマジム』に出演しますが、民放の連ドラにはまだ出ていません。その前の『ブギウギ』(23年後期)のヒロイン・趣里(34)は、昨年7月期の『ブラックペアン』第2シリーズに数回の特別出演はありましたが、これは第1シリーズに出演していたからでしょう。彼女が本格的に出演した連ドラは、昨年10月期の『モンスター』(フジテレビ/カンテレ制作)でした。さらに『らんまん』(23年前期)の浜辺美波(24)も映画には出ていますが、朝ドラ終了から1年半が経った今も連ドラの出演はありません」
なるほど……。だが、例外がいないわけではない。SNS上の“反省会”が話題となった「ちむどんどん」(22年前期)の黒島結菜(28)は、放送が終了した翌月の10月から平野紫耀が主演の「クロサギ」(TBS)にヒロインとして出演した。やはり、朝ドラの汚名を消し去ろうとしたのでは?
「そういった一面もあるかもしれません。黒島の場合、『クロサギ』に出演した後に出産し、今年は舞台を中心に活動しているようです。やはり、朝ドラのヒロインという生涯の勲章をもらったのですから、次の作品、特に民放の連ドラ主演は慎重になるべきです。相応の時間を開けて役作りに勤しむべきだと思います。今後の長い役者人生を考えると……」
なぜ橋本は、間を開けなかったのだろう。
事務所の屋台骨
「橋本の所属事務所の稼ぎ手は、彼女しかいないと言っていいでしょう。事務所の公式サイトを覗いても、まず大きく出てくるのはドラマ『天久鷹央』の告知で、続いて彼女がCMに出演している商品が続く。事務所の収益は彼女にかかっていると言っても過言ではありません」
ちなみに、前述した朝ドラの先輩ヒロインたちの所属事務所は――、伊藤沙莉は豊川悦司や和久井映見などのアルファエージェンシー、趣里は木村佳乃や菅田将暉などのトップコート、浜辺美波は沢口靖子や長澤まさみなどの東宝芸能、黒島結菜は石黒賢や土屋太鳳などのソニー・ミュージックアーティスツといった具合だ。
「彼女らが所属する大手事務所には大御所がしっかりしていて、朝ドラヒロインといえどもまだまだ育ててもらっている感じです。ところが、橋本はまだ20代なのに所属事務所の屋台骨になってしまった。おそらく今回の『天久鷹央』も『おむすび』の前から決まっていたことなのでしょう。休んでいる暇はないのです」
「おむすび」の撮影中も舞台「千と千尋の神隠し」のロンドン公演などが入っていた。そのためヒロインが登場しない週もある異例の朝ドラとなった。
「橋本はNHKの『紅白歌合戦』で3年連続して司会をこなし、無双ぶりを発揮しました。ドラマ『今日から俺は!』(日本テレビ)や映画『銀魂』『キングダム』などで見せる存在感は、若手の中でも群を抜いていることは誰もが認めるところです。“1000年に1人の逸材”とまで言われた存在なのですから、もっと余裕を持って将来を見据えた活動をしてもらいたいと思っています」
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