「大谷ディスり」で再燃した「アッコにおまかせ!」10月終了説 「MCとして限界」「40周年を迎える今秋が潮時では」
TBSの情報バラエティ番組「アッコにおまかせ!」(日曜11:45~12:54)の終了説が再燃している。昨年9月、TBSは「来春に終了というのは全く事実ではございません」と今年3月での番組終了を完全否定したが、4月20日放送のあの発言が、ついに引導を渡す引き金になったとの声が上がっている。
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《Welcome to the Ohtani Family!》
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が自身のInstagramに歓びのメッセージを発表したのは4月20日(日本時間)のことだった。大谷選手と真美子夫人に第1子となる女の子が誕生したのだ。日本中が祝福ムードに包まれる中、この日に放送された「アッコにおまかせ!」で和田アキ子(75)の発言がまた炎上した。
和田:いやらしい言い方だけど、こういうのには、グラミー賞でもアカデミー賞でも何でも、台本はあるんですよ。
即座に準レギュラーの陣内智則が「台本、ないんじゃないですか?」と火消しに走り、和田自身も「失礼いたしました」と頭を下げたが、時すでに遅し。SNSでは《もう喋らなくていい》《失言多過ぎ》……と炎上したのだ。民放プロデューサーは言う。
「ご存知のように、和田さんの失言は今に始まったわけではありません。昨年8月には、パリ五輪の女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花選手が競技場内でうつ伏せになってカステラを食べている姿を『なんかトドみたいのが横たわってるみたい。かわいい』と発言したことが容姿を貶める発言として炎上、翌週の番組で謝罪することになりました」
この時、来春で番組終了と報じたメディがあったが、前述のとおりTBSは否定した。
理解できない発言
「TBSが全否定したことで一度は沈静化しました。また、今年1月の放送で『10月5日に40周年の放送回を迎える』とも発表したので、まだ続けるつもりらしいとなったのです。しかし、今回の失言はこれまでとは違いました」
どう違うのだろう。
「これまでは自身の感想を不用意に口にして、それが世間とズレていたり、反感を買うことに気づいていなかったりした失言が目立ちました。もしくは『これは言ってはいけない』というラインを見誤ったり、知らなかったり、無知さが招いた失言と言っていいでしょう」
番組MCとしては、これらも失格ではあるが……。
「それでも意図的な発言ではありませんでした。ところが、今回の『台本がある』発言は違います。今や日本人の誰からも愛される大谷選手に赤ちゃんが誕生したのですから、なぜそれに水を差すようなことを言う必要があるのか。芸能界のご意見番として“この話題をこう斬る”という意図、さらには大谷選手を批判する意味合いで発したようにも見えてしまいました。もちろん和田さんにそういった意図があったとは思えないし、『台本がある』と言ったところでその話題をどう回すつもりだったのかも理解できません。それだけに番組MCとしての限界を感じ、心配する声が上がっているのです」
むしろ台本が必要なのは和田自身だが、それでは生放送の情報バラエティ番組のMCは務まらない。
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