ホンダと破談「日産自動車」が“アメリカで売れる”車を作る「最大のカギ」とは…トランプ関税に揺れる自動車メーカー「中途半端な規模で生き残るのは難しい」
プラットフォームを共有する形態を
かたや、自動車業界全体の将来を見据えると、規模の拡大が重要になってくると指摘する。
「EVシフトが進む中で、中途半端な規模の自動車メーカーが生き残るのは難しくなる。そのため、何らかの形で規模の拡大を追求していく必要があります」
ただし、必ずしも会社の統合だけが選択肢ではない。
「同じグループ内でプラットフォームをどれだけ共有できるかが重要になります。マツダやスバルがトヨタのHVシステムを共通化しようとしているように、異なるブランド間でプラットフォームを共有する形態が考えられます」
トランプ関税によって不透明さが増していく中で、日本の自動車メーカーも正念場を迎えている。