「ゲーム機やテレビまで裏金で…」 川崎重工の裏金17億円問題 潜水艦乗組員を40年間「接待漬け」にしていた実態
日付とともに〈16名 川重様〉と書かれた伝票に、盛大に注文されたメニューと正の字が並んでいる。
バーボン10杯に生ビール12杯、チューハイが9杯で、うどんが2、やきめし2。赤霧島はボトルで2本、いいちこは3本。そしてオードブル×4などなど。〆て9万2300円也。
お代を人数で割ると1人あたま5770円弱になる。が、その場にいた者は誰も支払っていない――。
昨年来、海上自衛隊の潜水艦修理に絡み、製造元の川崎重工業が乗組員に物品や飲食代を提供していた問題が大きく報じられてきた。...