「手が震えて食材が切れず」 覚醒剤所持で逮捕「金田中」社長が見せていた“奇行” 「ノリノリで現れて奇声を発することも」
古くは吉田茂、直近では石破茂首相(68)が訪れたばかり。「金田中(かねたなか)」は、歴代の首相はもちろん、政財界の大物が会食の場として利用してきた老舗料亭である。その岡副(おかぞえ)真吾社長(63)が今月9日、覚醒剤などの所持容疑で逮捕された。聞けば、普段から奇行が目撃される危ない人だったそうで……。
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【写真】”美人すぎる女将”の胸中はいかに――逮捕された岡副真吾容疑者との2ショット
覚醒剤をタクシーに“置き忘れ”
大正時代に東京・新橋の花街で創業した「金田中」は、「新喜楽」「吉兆」と共に“日本三大料亭”と称される老舗だ。
逮捕された岡副社長は、3代目。幼稚舎から慶應のお坊ちゃん育ちで、芸者衆の祭典「東をどり」を主催する「東京新橋組合」の頭取も務めてきた。
「昨秋、タクシーに乗った際、あろうことか覚醒剤と大麻を置き忘れ、警視庁から内偵されていたようです。先日、捜査員が“所持の容疑”で逮捕しようと彼の自宅を訪れました。すると、その場でも覚醒剤が見つかった。日常的に薬物を使用していたということでしょう」(社会部記者)
「日頃から様子がおかしかった」
2023年、「週刊新潮」は金田中のブラック体質と岡副社長のパワハラ問題を報じたが、
「岡副社長は、日頃から様子がおかしかった」
とは、金田中の関係者。
かつては、薬物使用者と親和性が高いとされるダンスミュージックの一種、トランスを好んで聴いていたといい、
「ヘッドホンを着けてノリノリで試食会にやってきて、ブツブツと呟いたり奇声を発したりしていたそうです」(同)
また、覚醒剤の影響かどうかは定かではないが、調理中に手が震え食材がうまく切れないこともあったという。そんな岡副社長は、周囲から世間知らずの遊び人と見られていた。
「私物をすぐに店や車に置き忘れるので、社内では“大丈夫か”とあきれられていました。遅刻もしょっちゅうするし、普段、社長として信頼している人は皆無でした。逮捕されても驚きはないですね」(同)
金田中に岡副社長の奇行について聞くと、
「弊社は、岡副真吾の意見や認識を代弁する立場にはありません」
と、回答。4月17日発売の「週刊新潮」では、岡副容疑者のさらなる奇行やパワハラ行為について詳報している。