「神戸、池田、絆には構うな」 6代目山口組が「一方的な抗争終結」を宣言するまでのドキュメント
代替わりの噂も
竹垣氏によれば、「部屋の中央に高山若頭が座り、“神戸、池田、絆には構うな。とにかく6代目山口組は前進あるのみ”などと発言していたようです」
6代目山口組としては神戸山口組を中心に抗争を仕掛けて神戸側の構成員を激減させたが、井上組長側が一向に白旗をあげないまま10年が経過し、さすがにしびれを切らしたということなのかもしれない。
「抗争終結というからには抗争相手を前提にしたものと思いきや、まさかの一方的な終結宣言でした。このままのらりくらりと神戸山口組がこなして行くのではないかとの危機感もあったはずです」
と、担当記者。
6代目山口組としてはとにかく早く「特定抗争指定」から外れて組織の立て直しを図りたいとの思惑があるという。同時に組織内の代替わりや人事に関する噂も流れたが、そのような動きはなく、しばらくは現体制が維持されると見られている。
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