中居問題で辞任「大多亮氏」の“別れのあいさつ”に社員あぜん 「だからなんやねん、と」「ツッコミどころ満載でした」

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マイクとチャットは使えない設定に

 リモートでの参加も可能だったというが、

「マイクとチャットの機能が使えない設定にされていたんです。これでは質問もできません。結局、会長も姿を見せてスピーチした集会は、特に質問も出ないまま、わずか1時間足らずでお開きに」(前出の関テレ社員)

 振り返れば大多氏は今年1月22日に会見を開き、その5日前に行われた港社長らによるフジの密室会見を批判。なぜ特定のメディアだけ招き、テレビ取材も許可しなかったのか疑問だ、と言ってのけた。

「確かにフジは出席者を制限して大バッシングを受けました。大多さんはそんなフジにモノ申し、自らの株を上げようとしたのでしょう。だったら、今回の集会に何の意味があったのか疑問です。はなから質問する機会は封じられていたも同然なわけで」(関テレ関係者)

 こうした点、関テレに問い合わせたが、

「お答えすることはございません」(企業広報)

 一時代を築いたテレビマンの、後味悪い幕引き――。

週刊新潮 2025年4月17日号掲載

ワイド特集「悪名は無名に勝る」より

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