元NHK「中川安奈アナ」は「第二の神田愛花アナ」になれるか 不安視される所属事務所の“差”

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

フリーアナ同期の強敵

「ところが、文化人枠の中でもフリーアナウンサーとなると微妙です。元日本テレビの町亞聖(53)、元TBSの竹内香苗(46)、元フジテレビの大坪千夏(58)や松尾翠(41)など、真面目で実力派のアナウンサーですが、現役時代に局を代表するような派手な活躍はありませんでした。ここに中川アナが所属して、弾けた活躍ができるかどうか……」

 中川アナもNHK時代に大きな話題となったのは前述の「何も着ていないように見える」騒動であり、レギュラーでメインを務めた番組は「サンデースポーツ」くらいだ。

「『デイリー新潮』が中川アナと立場が似ていると書いていたのは神田愛花アナでしたが、彼女もNHK時代はパッとしませんでした。ところが、フリーになって売れたのは、お笑いコンビ・バナナマンの日村勇紀(52)との結婚もあるものの、所属事務所の違いが大きいと思います」

 NHKを退職した神田アナは、フリーアナ界No.1のプロダクションであるセント・フォースに所属した。

「そのセント・フォースは4月1日付で直川(のうがわ)貴博アナ(31)の所属を発表しました。彼はローカル局の福島中央テレビのアナウンサーだったのですが、局アナ時代に出演した『踊る!さんま御殿!!』(日テレ)で全国デビュー。『来世は女性アナウンサーになりたい』と宣う美容男子で、『アップはだめぇ~』などの独特のフレーズが明石家さんまさんにもウケて“踊るヒット賞”を受賞しました。その彼が、中川さん同様、3月いっぱいで退職し、セント・フォースに所属したのですが、早くも日テレの平日夕方のニュース番組『news every.』と早朝の『Oha4!』で水曜MCの座をゲットしました。いくら福島中央テレビが日テレ系列とはいえ、異例のことです」

 フジテレビの“パン”に憧れて“ノウパン”を自称する直川アナ。4月8日放送の「踊る!さんま御殿!!」に凱旋出演することも決まっている。

「フリーアナとして直川アナと同期となる中川アナは、スタート直後に大きく引き離された格好です。もっとも、昨今はタレントも俳優も大手事務所を離れて独立していく時代ですからね。今のうちに顔を売って腕を磨き、2~3年後には1人でやっていくのも悪くないと思います」

 4月6日放送の「アッコにおまかせ!」では、番組を乗っ取るくらいの爪痕を残してもらいたい。

デイリー新潮編集部

前へ 1 2 次へ

[2/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。