「日枝氏は最後まで煮え切らない態度だった」 権力にすがりつこうとしていた姿をフジ元役員が明かす 一方、中居氏は変装姿で友人を訪問
「金光のクーデターですよ」
金光氏はその日枝氏が27日の取締役会を欠席したことについて、「腰椎の圧迫骨折で入院中のため」と説明したが、日枝氏を知る関係者が打ち明けるには、
「なんでも、車に乗り込む際に転んだとかで骨を折ってしまっていたのだ、と。しばらく痛みを押して生活していたものの、脇腹の痛みが続いたため、病院で診てもらったところ骨折していたと判明したそうです。寝たきり状態などではなくて、頭もしっかりしている。現在はつえも使わずに“すり足”で病室のVIPルーム内などを歩き回れるほど回復しており、まもなく退院の予定だといいます」
日枝氏はフジサンケイグループの代表も辞任することが発表されている。健康が回復しても、表舞台からはこのまま退場する運びとなりそうなのだが、
「これは金光のクーデターですよ」
そう声を潜めて言うのはフジの元重役である。果たしてこの元重役が言う「クーデター」とは何を意味しているのか――。後編【周囲もあきれた、フジHD金光社長の「日枝氏へのこび売りエピソード」とは 「大雪の中、日枝氏の元に駆け付けてトンネル内から救出」】では、「第二の日枝」とも呼ばれる金光氏の素顔について詳しく報じる。
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