佐々木朗希の“涙目”降板に「ガキが泣く姿を映す時間はない」…ダルビッシュ“元女房役”が厳しく叱咤 米メディアがやり玉に挙げた「3つの問題行動」とは

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「次はもっとうまく投げろ」

 ルクロイ氏の批判は、これだけに留まらなかった。何しろ佐々木のことを「kid(ガキ)」と呼んだのだ。

「ルクロイ氏はMLBを『世界最大のスポーツ市場』と定義した上で、『テレビの全国中継ではガキが泣く姿を映す時間などない』と佐々木投手を一刀両断したのです。さらにルクロイ氏は『私の意見が気に入らないのなら、次はもっとうまく投げろ。彼は怒るべきだし、何であれ対戦打者を葬り去る準備をすべきだ』と逆説的に佐々木投手を叱咤激励しました(註)」(同・記者)

 ルクロイ氏の発言が注目を集めたのは、彼が投手心理を深く知る捕手経験者だったことも大きいだろう。しかもレンジャースに在籍していた時はダルビッシュ有(38)とバッテリーを組み、エンゼルス時代の大谷翔平(30)と対戦したこともあったのだ。

 結果、ネット上では佐々木のメンタルを不安視する投稿で埋め尽くされた。Xを見ても、《佐々木朗希投手は少しメンタルが弱いのかな?》、《メンタルや礼儀を含めて、佐々木朗希はまだメジャーで活躍できるに足る能力を持っていない》、《技術不足と言うよりメンタル面の弱さが露呈したと思う》──という具合だ。

 米メディアやメジャーリーガーOBからは辛辣な声が飛び交う――。第2回【佐々木朗希を襲う「藤浪」と同じ“悪循環”…専門家は「メンタル改善など無意味。むしろ速球投手からの脱皮を」】では、熱烈なファンを持つ人気球団ゆえの苦労、そして、今後に向けての処方箋について報じている。

註:Two-Time MLB All-Star Calls Dodgers' Roki Sasaki 'Soft'(Newsweek電子版:3月31日)

デイリー新潮編集部

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