中居氏“性加害トラブル”直後にフジ幹部が「かしこまりました! お役にたてるよう尽くします」 部下よりも懇意のタレントをかばう“内輪ノリ体質”への違和感

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「私から無邪気なLINEしてみましょうか??」

 もちろん、B氏にすれば悪意のない軽口であり、友だち同士の内輪ノリの延長だったのかもしれない。しかし、中居氏はその2日後、取り返しのつかない“一件”を引き起こしてしまう。

 中居氏から「今晩、ご飯どうですか?」と連絡を受けたAさんは、<直前、誰も集まらない、いい店がない、それならこの前みんなでバーベキューをしたところでごはんはどうですか?と仕事上、付き合いのある芸能界の大御所からそういわれたら、今夜暇だと言ってしまった私は行かざるを得ない。B氏や他のディレクターはいつも中居氏にペコペコしている姿を見ていたから、逆らえないと思っていた」>と胸中を明かしている。そして、“事件”は起こった。

 それから数日後、Aさんは産業医に対し、涙ながらに“被害”と心身の不調について相談した。彼女の心境はその言葉を読めば一目瞭然だろう。「前の自分に戻れない気がする」、「みんな生きている世界と自分に大きな隔たりがあって、もう戻れない」、「(ニュースを読んでいる際に、亡くなった人の名前を読んで)私が代わりに死ねばよかったと思った」。

 一方、中居氏はB氏と、同じくフジ幹部のJ氏に相談している。そのやり取りを抜粋してみよう。

中居氏:「Jに、連絡しました。明日、17時~うちの事務所で。申し訳ない。協力を願いたいです。」

B氏:「かしこまりました!Jと一緒に向かいます。お役にたてるよう尽くします。」

中居氏:「また、連絡があり、接触障害(原文ママ)と鬱で入院。やりたい仕事もできず、給料も減り、お金も無くあの日を悔やむばかりと。みたら削除して。」「どうしよか。」

B氏:「なかなかですね、、私から無邪気なLINEしてみましょうか??」

 その後、B氏は中居氏の意を受け、入院中のAさんに100万円の見舞金を届け行ったが、受け取りを拒否されている。また、前述とは別の期日に開催された「スイートルームの会」では、“番組のロケ等施設使用料”の名目でB氏が約38万円を立て替え請求し、フジから支払いを受けている。

 タレントを巻き込む“内輪ノリ体質”は、今回のトラブルにどう影響したのだろうか。

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デイリー新潮編集部

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