「費用は合計で6万円弱」「視力は左右1.2に」 作家・松田美智子が明かす「白内障」手術体験記 多焦点レンズ手術を受けた水谷豊も「近視、老眼、乱視だったがうそのように楽に」 

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「そのうち」「いつか」「まだ大丈夫」……。人間は惰性の生き物である。何かと先送りしてしまいがちだが、いずれ誰にでも訪れる“目の病”に果たしてどう対処すべきなのか。作家の松田美智子氏が、今年に入って自ら体験した白内障の手術の「全貌」をレポートする。

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 すべての人類が発症し、避けては通れない病気、それが白内障である。

 症状は40代から現れ、初期の混濁症状を含めて、発症率は50代で37~54%、60代で66~83%、70代で84~97%、80代では100%に達する。...

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