“頑張り過ぎないママ業”が大ウケ 藤本美貴が「ママタレの女王」になった三つの理由
ハロプロ時代、強烈な印象は残さなかったが……
例えば1月21日放送の「夫が寝たあとに」はズバリ〈行き着いた脱力育児SP〉。「私はメインが煮込みとか、放っておいていい(料理)」「オーブンも放っときゃいいのよ」「火加減も見なくていい」など、豪快な料理術を伝授していた。
「適度に脱力しつつも、頼もしい“ご意見番”的な物言いが、やりきれないニュースの多い世の中で一服の清涼剤になっているのかもしれません」(前出のプロデューサー)
二つめの理由は、
「“無事これ名馬”。庄司智春(49)との熱愛が発覚してモー娘。から脱退させられたのを除けば、大きなアクシデントに見舞われることなく今日まで続けてこられた点でしょう。彼女はハロプロ時代、後藤真希や安倍なつみ、高橋愛のように強烈な印象を残しているわけではありません。かといって、加護亜依や矢口真里、吉澤ひとみのようにスキャンダルを起こしたわけでもない。無欲のまま芸能界に居続けたら、本人も知らぬうちにママタレの頂点に躍り出た格好です」(同)
“カカア天下”がウケている
そしてプロデューサー氏が最後に挙げるのは、
「“ミキティー!”と叫び続ける夫・庄司の存在ですね。彼女が育児でテレビ出演を抑えていた時期にも、庄司の持ちネタのおかげで過去の人にならずに済みました。そして現在は、人畜無害で邪心のない夫を尻に敷く“カカア天下”の図がウケているわけです」
とした上で、
「2年前に亡くなったりゅうちぇる(ryuchell)の元妻であるpecoや、ジャンポケ太田の妻・近藤千尋が追いかけていますが、藤本の勢いからすれば、女王の座は当分安泰でしょう」
レギュラー出演していた「金スマ」は中居正広の一件でご破算。が、痛くも痒くもなさそうである。






