「お二人でコロコロと笑われて…」 百合子妃と彬子さまの深い絆を物語るエピソード 一方で最期まで心を痛められていた「お身内のあつれき」

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ご葬儀への出席もかなわず

 この間、寛仁親王はストレスで飲酒量が増えるなど、ご体調が悪化。病に苦しまれる父をよそに出て行かれた母と、その父を懸命に支えてこられた二人の女王方との間の溝は、いっそう深まっていったという。

「寛仁さまの薨去に際し、喪主は生前の“遺言”により彬子さまが務められました。ご家族と絶縁状態が続いていた信子さまは、病院へのお見舞いだけでなく、ご葬儀への出席もかなわなかったのです」(前出のジャーナリスト)

 その後、ご一家を継がれる「当主」を決めるための話し合いも開かれず、1年後にはお三方がそろって本家の三笠宮家に合流。寛仁親王家は廃止されるに至ったのである。

 後編【「皇族費は現状の倍額の3050万円に」 信子さまが新たな家を創設なさる可能性も 「彬子さまとのあつれきが表面化するのは必至」】では、今後の三笠宮家の行方について報じてる。

週刊新潮 2024年11月28日号掲載

特集「101歳『百合子妃』薨去で三笠宮家に急浮上する難題」より

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