「法律に抜け道が…」 平将明デジタル相の“巨額献金”が「厄介」と言われるワケ
発足したばかりの石破茂政権で初入閣した平将明デジタル相には、違法性が疑われる献金があった。
政治部デスクが解説する。
「公職選挙法は公共事業受注企業の選挙に関する寄付を、政治資金規正法は国や自治体から補助金や負担金などを受けている企業等の寄付を禁止しています」
現在、総務省が公開している政治資金収支報告書は、令和2年から4年までの3年分。平氏の政治団体である自由民主党東京都第四選挙区支部を調べたところ、禁止規定に抵触すると見られる企業や団体からの献金は3年で少なくとも延べ53社、金額は1200万円以上に達することが分かった。...