「岸田文雄」を青山の料理屋に呼びつけた「古賀誠」長男とロールスロイス

国内 政治 2020年9月8日掲載

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大学卒業後、父親の私設秘書になった

「宏池会」のボスとして総裁選を闘う岸田文雄政調会長。それ以前にボスとして君臨したのが古賀誠元幹事長だった。今もなお派閥に隠然たる影響力を及ぼす古賀氏だが、その長男は頭痛のタネだったという。ロールスロイスの後部座席に乗って移動する長男が、外相を務めていた岸田氏を青山の料理屋に呼びつけたこともあった。

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 自民党の古賀誠元幹事長は、自民党が政権を奪還する2012年12月の解散総選挙に出馬せず、引退した。

「古賀さんは長男に地盤を継がせたかったが、息子本人が断った。日頃の言動などについて評判が芳しくないというのは自分でも理解していたんでしょう」

 と、地元の自民党福岡県連の関係者。

 長男は大学卒業後、父親の私設秘書になった。

 在学中から東京・銀座などのクラブに出入りしていたが、頻繁に顔を出すようになったのは、1996年に父親が運輸相に就任してからだという。

「飲み代は100万円単位で使っていましたが、支払いは自分でしなかったですね。請求書は建設会社や不動産会社に送ることになっている」

 と、クラブの関係者。

「一度、支払いが滞ったので、事務所に取り立てに行きましたが、建設会社の方に送ってくれと言われました」

 長男は2001年、コンサルタント会社を設立した。さる関係者によると、

「その他にも複数の会社の名刺を持っていて、その住所が都心のタワマンの最上階とか、そんな感じでした。優に100万円とかする家賃をどうやって払っているのかは不思議でしたね」

「ある建設会社の社長に聞きましたが、頼みごとをすると、“何とかしてやる”と言って銀座に飲みに連れていかれるものの、頼みごとは実現しないことがほとんどだと……」

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