【疑惑の斎藤知事】最側近“4人組” 2人が離反、3人目もサボタージュ…「辞任は否定」も「阿部一二三に祝福コメント」で批判殺到

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知事を百条委員会に

「記者に情報を与えることで恩を着せ、手なづけているつもりかもしれません。いずれにしても、知事だけが辞職しても側近たちを何とかしなければ、兵庫県政は良くなりません」

 一方、就任4年目に入った斎藤知事は目下、パリ五輪で兵庫県出身の選手が活躍していることに、連日、コメントを発表している。例えば、以下のようなコメントだ。

《パリ2024オリンピック競技大会で、神戸市出身の阿部一二三選手(柔道男子66kg級)が2大会連続の金メダルを獲得されました。/地元神戸の皆さんや、妹の詩選手など、多くの人たちの思いや声援を力に変え、力強い闘いぶりで、見事、五輪連覇を達成されました。本当におめでとうございます。/あとに続く選手の皆さんのご活躍も期待しています。また、兵庫県として、スポーツをはじめ様々な分野で世界に飛躍しようとする子どもや若者たちの夢を支援してまいります。》(兵庫県の公式ホームページ「ようこそ知事室へ」より)

 地元の神戸新聞が7月20、21日に行った世論調査で、斎藤知事の支持率が15・2%しかなかったことに対しては、こう答えた。

《15%の応援していただいている方にも感謝したい。一つ一つの仕事を前に進めることが大きな責任》(神戸新聞・7月31日)

 これまで同様、全くブレはない。だが、ある県議は言う。

「斎藤知事は百条委員会の証人尋問に11月頃には呼ばれる予定でしたが、8月下旬の出頭を求める方針となっています」

デイリー新潮編集部

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