「手から血を出したまま客にウサギを…」 大津・保護司殺害事件、飯塚容疑者の“素顔”

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 なり手不足が叫ばれて久しい保護司。今回の事件の衝撃は、日本の更生保護制度を支える存在の減少に拍車をかけそうだ。

 5月下旬、滋賀県大津市で保護司のレストラン経営者、新庄博志さん(60)が刺殺された。今月8日に県警が殺人容疑で逮捕した飯塚紘平容疑者(35)は、新庄さんが担当する保護観察対象者。しかも、対象者による保護司殺害は過去に例がなく、観察終了の7月9日まで1カ月半というタイミングでの惨事だったのだ。

 保護司は、非行少年や仮釈放者、保護観察付きの執行猶予判決を受けた人を支える民間ボランティア。...

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