水原一平容疑者が使いこんだ、24億5000万円を取り戻すほとんど唯一の方法とは

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取り戻す方法とは

「不可能ではないと聞きました。水原容疑者は大谷選手になりすまして銀行の担当者とやり取りし、一旦は口座凍結されながらもそれを突破したことがあったとされています。本人確認を怠り続けたということについて銀行の責任を追及するわけですね。強気に訴えて、認められれば同額どころかその2~3倍を取り戻すことも可能なようです」(同)

 ただ、問題は大谷選手の意思だろう。彼は水原容疑者の訴追後、「捜査に感謝している。個人的には一区切りとし、野球に集中したい」とロサンゼルス・タイムズ紙の取材に語っている。

「そのように語っている以上、大谷選手は一刻も早くこの問題から距離を置きたいと考えているでしょうから、銀行側を訴える可能性は極めて低そうですね」(同)

 大谷選手の「野球以外に興味がない」傾向が、水原容疑者につけ込まれる原因だったわけだが、それはまた銀行にとってもありがたい傾向ということになるのかもしれない。

デイリー新潮編集部

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