広瀬アリス 先に月9主演ですずとの違いが鮮明に…プライベートでも異なる姉妹の生き方とは

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プライベートも異なる姉妹

 姉妹は2021年ごろまで、母親と一緒に住んでいたという。

「すずは若くして売れっ子になったので、ほとんど遊ぶ時間もなく、正直、恋愛経験も少なくて仕事ざんまいの日々でした。共演者とのプライベートでの交流についてもあまり聞こえてこなかったのですが、17年の元旦に俳優の成田凌との交際を、一部スポーツ紙が報じました。しかし事務所が即座に否定し“火消し”に成功。あくまでも清純派で売ろうとしていたのです」(前出・記者)

 一方の姉の方はというと、仕事以外の時間を有効活用し、飲み会に参加して人脈を広げ、それが仕事につながったこともあったという。21年5月9日放送の日本テレビ系「おしゃれイズム」に出演した際に、交友関係を明かしている。アリスは「同年代の女優さんはほとんどいないです。唯一連絡とるのが本田翼とかですね」と告白。そのうえで、“飲み友”が俳優の唐沢寿明であると紹介されると、

「それこそ、コロナ前は週2とかで行かせていただいてました。多い時は2日連続とかで……。谷原章介さんと及川光博さんと。時々、奥様の(山口)智子さんもいらっしゃって、一緒に飲んで、ご飯食べて」

「唐沢とはドラマ『ハラスメントゲーム』(18年、テレビ東京)で共演していますが、彼はアリスの“男前”なところを気に入ったようです。ほかにも西田敏行、遠藤憲一、滝藤賢一、今田耕司、佐藤二朗、水野美紀ら、ドラマや映画には欠かせない人と交流があることを明かしています。こうした関係は今後も大いに仕事に生きるでしょう。すずと比べ、コミュニケーション能力が長けているのでしょうね」(同前)

 すずは、朝ドラ「なつぞら」までは仕事が順調だったが、映画「流浪の月」(22年)の興行収入は8.3億円で、邦画ヒットの基準となる10億に届かず。昨年1月期の「夕暮れに、手をつなぐ」でTBS系の連ドラ初主演を果たしたが、全10話の平均視聴率は6.3%だった。一方、アリスは徐々にヒロイン役をゲットするようになり、昨年10月期のTBS系「マイ・セカンド・アオハル」で連ドラ初主演、そして、「366日」でも主演を果たすことになった。

「すずさんは若くして主演女優のイスをゲットしたこともあり、役を選べる立場になりました。そのため、自分と同世代の女子高生役をメインに作品を選んでいましたが、年齢を重ねるにつれて、それも難しくなっています。いつの間にか“脱・女子高生役”となりましたが、自分にどんな役が合うのか、まだつかめていないようです。それに比べ、アリスさんは自分で役を選べる立場ではありませんでした。なので、同年代から年上の役、さらには職業もOL、秘書、放射線技師、夜の仕事など幅広い役柄をこなし“引き出し”を増やしてきたのが今になって生きている」(映画業界関係者)

 姉妹の仲の良さは変わらずで、仕事に関しては互いをライバルと見ることはないという二人。女優としての“格”はほぼ並んだといっていいだろう。

デイリー新潮編集部

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