かつての視聴率女王「篠原涼子」が崖っぷち…バカリズムとのW主演「イップス」の初回視聴率は

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ここでコケるわけにはいかない

 この“凋落”の原因は何か?

「もともと、それほど演技に深みがあるわけではなかったので、年々、篠原さんの演技が飽きられてしまったのだと思います。本人はシリアスでもコメディーでもイケると思っているようですが、もともと、演技のトレーニングを受けていたわけでもないので、そこまで演技の幅は広くないのが徐々に露呈してしまいました。若いころは『かっこいい大人女子』的な役がズバリとハマりましたが、年齢を重ねるにつれ、その路線も難しくなってきました。『民衆の敵』では、普通の主婦から市議会議員になる役を演じましたが、どうもリアリティーに欠けていました。篠原さんに合っていない役の作品ばかりを選んでしまっているような感じがしてなりません」(同)

 大ブレイクしてからは主演作ばかりだったが、今後の女優としてのキャリアを考えての“保身”からか、20年度後期のNHK連続テレビ小説「おちょやん」、社会現象を巻き起こしたフジ系の連続ドラマ「silent」では、脇役でのオファーを受けている。そして、21年7月、篠原のイメージを決定的に覆してしまう“大事件”が巻き起こった。

「市村との離婚を発表しましたが、2人の息子の親権は市村が持つことになりました。その原因として、複数のメディアが、K-POPグループのメンバーら複数の男性と篠原の不倫疑惑を報じ、これによりイメージはさらに急落しました。離婚後にトーク番組に出演した際は、子どもたちの食事を作っていることなど、良好な家族関係をアピールしていましたが後の祭。タイミングが悪いことに、22年2月から不倫に溺れる人妻役を演じた主演作『金魚妻』がNetflixで配信されましたが、まったく話題にならなかった」(先の芸能記者)

 昨年10月期、テレビ東京系で山崎育三郎(38)とW主演したドラマ「ハイエナ」で、勝利のためなら手段を選ばないことから「ハイエナ」と呼ばれるアウトロー弁護士を演じたものの、ゴールデン帯(午後7時~10時)の放送にもかかわらず、視聴率が2%台を記録するなど、民放キー局の同クールの連ドラでダントツの最下位に沈んだ。

「篠原さんの所属事務所は、今や後輩の芳根京子さんを猛プッシュしています。もし、『イップス』が当たらなければ、今後、主演のオファーがまた来るのか、脇に回らざるを得ないのか。これまで何度も窮地から這い上がってきた彼女にとって、俳優人生での大きな分岐点になりそうです」(先のテレビ局関係者)

デイリー新潮編集部

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