「暇空茜」インタビュー ”陰謀論者”という批判への反論「僕は石川五右衛門みたいなもん」「インターネットの華はレスバと炎上です」

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 対立するNPO法人や政党、ジャーナリストやインフルエンサーなどと相手構わずSNSや法廷でバトルを繰り広げ、ネット界を騒がせ続けてきた「暇空茜」こと水原清晃氏のインタビュー後編。ズバリ「陰謀論者」と言われていることについてどう考えているか聞いてみた。前編【「陰謀論者と言われる理由はわかりますが…」国賠訴訟で東京都に勝訴した「暇空茜」インタビュー「世間の批判にすべて答えます」】からの続き

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「ナニカグループ」とは?

――暇空さんのことを陰謀論者と批判する人がいる。その中でよく聞くのは水原さんがよく使う「ナニカグループ」という言葉です。ナニカわからないけど…が語源とのことだが、これは何を指しているのですか。

 今僕が思うナニカグループとは、指揮系統などは存在しないのに、相互に緩くつながり、都合の良いときは同じ顔ぶれがこぞってあらわれるようなアメーバのような群体です。政党でいうと、共産党、立憲民主党、公明党、社民党、マスコミでいうと毎日、朝日、東京新聞あたりが当たるでしょう。WBPCと呼ばれる4団体(若草プロジェクト、BONDプロジェクト、ぱっぷす、Colabo)、北朝鮮系慰安婦団体「キボタネ」、Xを中心にフラワーデモなどの活動を盛んに行う自称フェミニスト界隈も含まれます。

 このグループはこれまで定義づけがされていなかった。グループの中にいるメディアも政党も団体も全てがお互いに命令をし合っているわけではないが、緩く都合よくつながりがあって、僕がColaboに対して行っているような、至極真っ当な主張をしている人間にさえも集中して攻撃をしてくる。

 グループの中で明確な指揮系統があるわけではないのです。ナニカよくわからないけど、特定の場面であらわれるふわっとした集まり。それがナニカグループの定義です。

 なぜ陰謀論ともとられかねない定義づけをしたのかという説明も最初からしているつもりです。東京新聞の望月衣塑子さんを例に挙げます。彼女はジャニーズ性加害や入管法改正、松本人志氏の騒動など、なぜいろんなところに顔を出してくるのか。なぜ有識者会議にいつも同じ顔ぶれが集まるのか。“ナニカグループ”と定義しなければ、説明しても理解してもらえないだろうと考えたからです。

 僕を陰謀論者だと罵る人たちは、僕が戦っている相手が陰謀めいた存在であると逆説的に認めているわけです。陰謀論と見られてもしょうがないような状況と戦わなくてはならなくなった僕に対して、レッテルを貼ろうとしている当事者たちなわけですよ。

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