クリスマスに差し出されたのは「商品券の箱」…衝撃のプロポーズを女子プロゴルファー・江澤亜弥さんが振り返る

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告白は羽田空港で

 翌年2月、タイでのゴルフ合宿から帰国した亜弥さんをT也さんは羽田まで迎えに行き、「付き合ってください」と申し出る。返答は「ぜひお願いします」。正式に交際がスタートした。

 山梨の昇仙峡、山形の庄内地方などを二人で訪れた。「ツアーの移動はいつも一人。山形旅行は二人で新幹線。移動さえ楽しかった」と亜弥さんは頬を緩ませる。

 T也さんが彼女のツアーに訪れることも。北は北海道から南は香川県まで行ったが、それ以上に亜弥さんの応援にハマったのがT也さんのご両親。T也さんから彼女を紹介されると、学生ラガーマン時代の息子を応援していた頃の情熱がよみがえり、全国を訪れては亜弥さんのプレーに熱視線を注ぐようになった。

「商品券の箱」で求婚

 誕生日などのイベント時に必ず二人で行く焼き肉店で、昨年のクリスマスを過ごした。T也さんは店でプロポーズする予定だったが、インフルエンザ明けの亜弥さんは体調がすぐれず、二人で同棲中の家へ帰宅。T也さんはそこで「クリスマスプレゼント、あるよ」と小さな袋を差し出した。

 亜弥さんが受け取った袋の中身は商品券の箱。開封すると、小さく折り畳まれた紙片が。T也さんの名前や証人欄があらかじめ書き込まれた婚姻届だった。

「商品券と思い込んでたし、プロポーズは指輪をもらうイメージだったので頭が混乱してしまった」という亜弥さんだが、もちろん「よろしくお願いします」。

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