“興収65億円男”佐藤健主演でも映画「四月になれば彼女は」“不入り”の陰に森七菜の存在

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長澤まさみとは初共演

 先月公開された佐藤健(35)の主演映画「四月になれば彼女は」が思いのほか苦戦している。川村元気氏の恋愛小説を映画化したもので、婚約者との結婚を控えた精神科医の主人公・藤代俊役を佐藤が演じ、藤代との結婚を直前に控えながら謎の失踪を遂げる婚約者・坂本弥生役を長澤まさみ(36)が好演。2人の初共演を楽しみにしていた映画ファンが多かったにもかかわらず、観客動員数が伸び悩んでいる。

「公開3日目までの興行収入は約2億3000万円で、公開初週興行ランキングは4位。このままの勢いだと、最終興収は10億円に届くかどうか。今作はアイスランド、プラハ(チェコ)、ウユニ(ボリビア)などで3週間に渡る大型の海外ロケも行われたため、製作費を考慮すると興行的に大成功とは言い難い状況です」(映画関係者)

 原作は45万部突破のベストセラー恋愛小説。主演の佐藤は21年6月に公開された映画「るろうに剣心 最終章」が2部作で興収65億円を突破した実績がある。長澤も19年と20年に公開された主演映画「コンフィデンスマンJP」シリーズが累計で興収67億円を記録。ヒロインを務めた木村拓哉(51)の主演映画「マスカレード・ナイト」(21年公開)は興収38億円を突破した。音楽も「スワロウテイル」「ラストレター」などの映画音楽で名作を生み出してきた小林武史が担当しており、今作の苦戦の原因を見つけるのは難しそうだが……。

 国内最大級の映画レビューサイト「Filmarks(フィルマークス)」を見ると「考えさせられるものがあった」「映像が特にきれいだった」と評価する声がある一方で、「内容はよくわからんな~で終わった」「みんな難しそうな顔して映画館出て行っていた」と「内容が難解」という口コミが目立った。

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