大谷妻・真美子さんの5000円「バッグ」に韓国メディアが注目するワケ

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好意的「質素で倹約家」

 MLB開幕戦に臨むため今月中旬に韓国を訪れたドジャースの大谷翔平と新妻の真美子さんが韓国メディアから熱い注目を集めた。世界的スーパースターの大谷が脚光を浴びるのは当然だが、今回は真美子さんの現地でのふるまいに対する韓国メディアの報道が過熱した。

 2024年のMLB開幕戦となるパドレス対ドジャース戦。大谷が15日、米国ロサンゼルスから開催地の韓国へ向かう飛行機の前で女性と寄り添う写真を自身のインスタグラムに投稿すると、韓国メディアは真美子さんに関する報道を続々と開始した。

「真美子さんが1996年生まれで、身長180センチ、名門の早稲田大学を卒業後、日本女子プロバスケットボール選手だった事実や過去の写真、友人・知人からの評価、兄の田中真一さんがラグビー選手として活躍しながらアパレル業界の経営者でもあることなどを日本のメディアを引用しながら詳細に報じました。高尺スカイドームで行われた試合を観戦した際もVIPルームではなく一塁側スタンド3階の一般席だったことに着目し、『質素で倹約家』『ひとりでいるときは読書、映画鑑賞、料理など趣味を楽しんでいる』などと好意的に報じました」(スポーツ紙記者)

 真美子さんの行動に関する現地報道で特に関心を集めたのが所持していた地味な黒いバッグだ。韓国最大の発行部数を誇る「朝鮮日報」は真美子さんの写真のバッグの部分に大きな赤丸を付けて「日本のネット民は真美子さんがSPAブランドの約4万4500ウォン(約5000円)のバッグを持って競技場の一般席に座ったことに着目した」(電子版)と詳報するほど熱が入っていた。

 韓国メディアが真美子さんのカバンに注目したのにはワケがあるという。

 韓国の政治に詳しい現地記者がこう明かす。

「実は韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領夫人である金建希(キム・ゴニ)氏が、在米韓国人の牧師から約32万5000円もするクリスチャン・ディオールのバッグを贈られた、とする疑惑が持ち上がっているんです。金建希氏がこの高級ブランドバッグを受け取ったのは22年9月のこと。受け取る様子は隠しカメラで撮影され、その後、リベラル派の政治団体が昨年11月にYouTubeにこの動画を投稿したため大騒動となりました。金建希夫人はその美貌とファッションセンスでファンになる一般国民が続出していましたが、今回はさすがに非難の的になっています」

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