第二のキャリアは妻しだい? 堂本剛に続きNEWS小山も……“恋愛禁止”だった元ジャニーズたちは「戦略結婚」時代へ

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 旧ジャニーズ事務所所属アイドルたちの結婚や熱愛報道が続いている。その背景にあるのは当人たちの意向だけではなく、事務所側の戦略もあるのでは、とみるのがライターの冨士海ネコさんだ。お相手として登場する女性には一つの傾向があるというのだが――。

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 NEWSの小山慶一郎さんとAAAの宇野実彩子さんが、3月13日に結婚を発表した。1年半の交際を経てのゴールインだという。どちらも人気抜群の芸能人で、落ち着いた大人のカップルだと好感度も上々のようである。

 旧ジャニーズタレントの結婚といえば、KinKi Kidsの堂本剛さんとももいろクローバーZの百田夏菜子さんも記憶に新しい。どちらもお相手を「匂わせ」るようなことが一切無く、理想のアイドル像をストイックに守り続ける人柄もよく知られており、双方のファンからも「お似合い」と祝福されていた。

 創業者の性加害問題にはじまり、関連の謝罪会見でもしくじりがあったことから所属タレントにも白い目が向けられるようになっていたSTARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)。タレントにもメディアにも強権的に振る舞う事務所には批判が集まり、近頃は「恋愛くらい自由にさせてあげて」というファンも増えてきた。

 だからだろうか、かつてのジャニーズだったら完全否定がお約束だったものの、STARTO体制下では結婚間近といわれるカップルが続々誕生。KAT-TUNの亀梨和也さんと田中みな実さん、Sexy Zoneの菊池風磨さんと元乃木坂46の白石麻衣さんなど、大きな注目を集めている。

 一方で、ファンに夢を見させる商売ということに変わりはない。ライブで観客に甘くささやきながらも、「でも家に帰ったら恋人がいるんですけどね」と堂々と言われては興醒めである。Sexy Zoneの中島健人さんと元E-girlsの鷲尾伶菜さんの熱愛報道にケチがついたのは、王子様キャラを貫いてきた中島さんが、二枚舌に見えたからという声は多い。

 それでもなぜ、最近のSTARTO所属タレントに熱愛・結婚ラッシュが続くのか。なぜ以前のように事務所が押さえ込もうとしないのか。それは逆風の中にいる彼らにとって、ある種の女性との交際や結婚はイメージをアップさせることにつながると分かっているからではないだろうか。

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