「翔平は助けてくれると言ってくれました」…「水原一平」通訳、米メディアに“懺悔告白”の中身

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 メジャー開幕の折も折、しかも、日本人スター選手の活躍が世界的に報じられている最中に、耳を疑うような“スキャンダル”がもたらされた。

 新天地での活躍が期待される大谷翔平(29)を、公私ともに支え続けてきた通訳の水原一平氏(39)。そんな誰もが知る“二刀流”のパートナーが、3月20日(日本時間21日)、ドジャースを解雇されたというのだ。事実であれば、まさに“開幕戦当日”に激震が走ったことになる。

 スポーツ紙記者によれば、

「水原氏は違法賭博に関与した疑いが指摘され、それが原因でドジャースを解雇されたと複数の米メディアが報じました。水原氏本人に疑惑を問い質した、米スポーツ専門局ESPNは次のように伝えています。水原氏の証言によれば、彼はギャンブルにハマり、巨額の借金を背負ってしまった。そして、あろうことか盟友である大谷に借金の肩代わりを依頼。結果、大谷の口座からブックメーカー(賭け屋)に対し、少なくとも450万ドル(約6億7500万円)が送金されたようなのです。一方、大谷の代理人弁護士は“翔平が大規模な窃盗の被害に遭っていることが判明した”との声明を発表しています」

「彼は私のために支払うことを決めました」

 水原氏は本業の通訳だけでなく、球場への送迎やキャッチボールの相手まで引き受ける最大のパートナー。そんな人物から“ギャンブルで作った巨額の借金”について告白されたとすれば……。大谷がどんな思いに駆られたか、その心中は察するに余りある。

「ESPNのインタビューに水原氏は、当時の様子をこう明かしています。“明らかに、彼(大谷)は快く思っていなかった。(ただ、)二度とこんなことがないように、助けてくれると言ってくれました。彼は私のために(借金を)支払うことを決めました。翔平は賭け事には一切関与していません。これが違法だとは知らなかったと、みんなに知ってもらいたい。もう二度とスポーツベッティングはやりません”」(同)

 そう、自らを“ギャンブル依存症”と語った水原氏は、世界的なアスリートのパートナーでありながら“スポーツ賭博”に手を染めていたのだ。ESPNの報道では、水原氏はサッカー、NBA、NFL、大学フットボールまで賭けの対象としていた。となれば、気になるのは“野球賭博”だが……、

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