前任者までは性的な「行為」を認めていたのに、一転“でっち上げ”と主張… 伊東純也の代理人弁護士の“矛盾”

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代理人弁護士の矛盾

 この点、当の加藤弁護士に尋ねると、以下のような回答が携帯電話のSMSで返ってきた。

〈わたしは女性セブンの取材を受けておらず、他の弁護士も応じていないかと思います〉

 そこで女性セブン編集部に質問状を送ったところ、

〈誌面に記載のある通りです。取材の過程についてはお答えしておりません〉

 という答え。無論、女性セブン編集部がコメントを捏造したとは考えられない。

 その後、改めて加藤弁護士らからは〈外形的・客観的事実はありません。「同意の有無」が争点になるものとは考えておりません〉とのみ、回答が寄せられた。

「伊東側はこれまで弁護士を2回交代させており、加藤弁護士は3代目です。伊東側の初代弁護士と女性側の前任弁護士が昨年12月4日に都内の会議室で協議を持った際には、伊東側はホテルの部屋で性行為があったこと自体は争っていません。その上で同意の存在を主張し、強制性交を否定していました」

 とは、さる法曹関係者。

「伊東側の2代目弁護士も基本的な姿勢は同じです。伊東については性行為自体は認めながら、同意の有無については争う。一方でトレーナーの男性に関しては、性行為そのものを争うという姿勢で示談を進めようとしていたのです」

 つまり〈性行為自体なかった〉なる発言を加藤弁護士側が行ったならば、それは明らかに過去の交渉経緯と“矛盾”を来(きた)していることになる。

「同意を得て性行為をするなら多量の飲酒は必要ない」

 また、当初伊東が争おうとしていた「同意の有無」に関しては、こんな厳しい見方もある。

「女性側の主張が事実であるという前提に立てば、本事案は、相手側(注・伊東側)とのあいだに恋愛プロセスがなく、初対面かつ複数人がいる場面での出来事です。しかも、伊東選手は既婚者でもあります。一般的には、このような状況で女性側が性行為に同意したとは考え難いでしょう」

 こう述べるのは、性犯罪やセクハラ問題に詳しい上谷さくら弁護士だ。

「そもそも、同意を得て性行為をするのならば、多量の飲酒は必要なかったはず。仮に女性が自ら酒を飲んだとしても、酩酊中の同意は真の同意ではありません。以上の事情は、女性側が“同意はなかった”と主張する際に有利に働きます」

 このような見方をする専門家は少なくない。性的少数者の問題等に詳しい南和行弁護士は、こう指摘する。

「今回の事件では、女性側の主張が服装などの点でブレているという話がありますが、それは普通にあり得ることです。被害を受けたからこそ記憶があいまいだったり、急に鮮明になったりする人もいます」

 2月15日発売の「週刊新潮」では、被害を訴えるAさん、Bさんの現状と悲痛な叫び、さらに識者の見解を交えてこの問題を詳報する。

 関連記事〈「隣のベッドで彼女を無理やり…」 サッカー日本代表・伊東純也との「ホテルでの一夜」全容〉では女性が明かした「問題の夜」の全容について報じている。

「週刊新潮」2024年2月22日号

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週刊新潮 2024年2月22日号掲載

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