女性問題で失脚した「若新雄純氏」の会社に立憲民主党が3年間で780万円を支払っていた

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枝野代表の辞任

 テレ朝Newsは13年5月12日、「『小沢氏がこれほどひどいとは』民主党“大反省会”」とのニュースを配信した。その動画見ると、テーブルに長妻昭氏、枝野氏、そして元首相の菅直人氏が並び、3人の横で若新氏が司会進行を務めているのがわかる。

 他にもインターネットを検索してみると、若新氏は立民の衆議院議員と対談したり、立民のイベントに参加したりするなど、パイプの太さが窺える事例が表示される。

 今回、政治資金収支報告書から明らかになった契約からは、ちょうど旧立民から今の立民に移り変わる“端境期”と、両者の“蜜月”が重なっていることが分かる。

 両者の関係に一応の終止符が打たれたのは2021年の12月だったようだ。この年は10月に衆議院選挙が行われ、立民の党勢は伸び悩んだ。枝野氏は11月2日に代表を辞任する考えを示し、30日に代表選挙が実施されると泉健太氏が選出された。

 立民の党本部に取材を依頼すると、文書で回答があった。若新氏が経営する企業名が書いてあるところだけは割愛し、全文をそのまま掲載する。

「契約関係にはありません」

【立憲民主党の回答】

▼(編集部註:若新氏の会社とは)若者の政治参加を促進するとともに、党への若年層の支持を拡大するため、主に青年局主催行事における企画・実施に関して契約をしておりました。

▼具体的には、高校生と若手政治家との対話イベント、党役員と若者との交流イベントなどを実施する際、その企画や当日の運営などについて担って頂いていました。

▼現在は契約関係にはありません。なお、個別の契約開始の経緯、更新を行わなかった理由については、お答えを差し控えさせて頂きます。

 立民の回答は以上だ。冒頭で紹介した「『ヤル気もないのに、連絡してくるな』 女子高生と同棲していたタレント学者・若新雄純氏が15年越しに放った信じられない言葉とは」の記事には、女性の証言を元に、

《「現在は彼女が4人いる。その彼女ランキングは変動する」と。さらに、「元カノが有名なセクシー女優で色々と教えてもらった。この後どうか」と誘ってきました。私が断ると「ヤル気もないのに、連絡してくるな」と捨て台詞を吐かれました》

 との衝撃的な記述があることは、いくら強調しても強調しすぎということはないだろう。

デイリー新潮編集部

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