支持率リードで増す「もしトラ」の現実味 バイデン大統領の再選を阻む“最大要因”は何か
軒並み好調な米国の経済指標
米商務省が1月25日に発表した昨年第4四半期の実質国内総生産(GDP、速報値、年率換算)は前期比3.3%増となり、市場の予想(約2%)を大きく上回った。
GDPの7割を占める個人消費が2.8%増と堅調に推移したことで、「米国経済がリセッション(景気後退)入りする」との心配は和らいだ。
企業経営者の見通しも強気に転じている。
全米企業エコノミスト協会が22日に発表した調査結果によれば、「米国経済が今後1年以内にリセッションに陥る確率は50%以下」との回答は91%に上った。...