2度遅刻の巨人・秋広優人に「2軍、3軍スタートにした方が」の声 “遅刻癖”で有名なスターとの共通点とは

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 巨人の秋広優人(21)といえば、昨季121試合に出場してクリーンナップを担うこともあったほか、10本塁打をマークし大いに株を上げた新銘柄である。ところが、オフには株が大暴落してしまった――。

 2月1日から宮崎で始まる巨人の春季キャンプのメンバーが1月20日に発表され、秋広は当然のように1軍に名を連ねた。ところが、今季から指揮を執る阿部慎之助監督(44)は彼を「最初は3軍にしようかなと思った」と明かしたのだ。

「というのも、秋広は今オフに公式行事で2度も遅刻したそうなんです」

 とスポーツ紙記者が語る。

「そもそも巨人は“規定時刻30分前に集合”という独自ルールがあるほど、遅刻にシビアな球団。阿部監督は輪をかけて規律に厳しく、『遅刻は一番信頼を失う』とメディアを通じて秋広に苦言を呈しました」

「2軍、3軍スタートの方がよかった」の声も

 巨人で“遅刻魔”といえば、松井秀喜の名前が真っ先に浮かぶ。その“寝坊エピソード”は数えたらキリがないほどだ。

 そんな松井と「高卒」「左打者」「長距離砲」という共通点がある秋広は、松井が背負った背番号55を継承した。球団の期待の高さがうかがえるが、“遅刻癖”という余計なことまでまねする必要はない。

 今回、阿部監督はいわば“執行猶予”の判決を下したわけだが、

「いきなり“実刑”、つまり2軍や3軍スタートにした方が彼にとっても球団にとってもよかったのでは? キャンプは、若い選手に社会人としての心構えを身に付けさせる場でもあるので。そこで改心して、下から“開幕1軍”を目指せばいいのです」

 と先の記者が続ける。

「監督が彼を開幕から使いたいのはわかりますが、『二度あることは三度ある』と言いますし、遅刻は常習化する恐れがある。もしキャンプ中にも遅刻することがあったら、今度こそ彼を降格させざるをえない。そうなると、“開幕1軍”に間に合わなくなってしまうかもしれませんよ」

 船出間近の新生阿部ジャイアンツ。嫌な予感が的中しないといいのだけれど。

週刊新潮 2024年2月1日号掲載

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