「ごっつええ感じ」は松本人志の逆鱗に触れて打ち切り…フジと関係悪化説で注目される「ツマミになる話」の今後

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 ダウンタウンの松本人志による性加害疑惑で、いよいよ民放各局は“松本不在”のレギュラー番組を放送するようになった。番組タイトルをどうするか、MCは代役を立てるのか、視聴率は上がるのか下がるのか──テレビ業界にとって最大の関心事であることは論を俟たない。そして、テレビ業界のベテランの中には、1997年に起きた「ごっつええ感じ打ち切り騒動」を思い出す者もいるという。

「ダウンタウンのごっつええ感じ」という番組名に「?」という世代も増えてきた。バラエティ番組の制作スタッフが言う。

「『ごっつええ感じ』は1991年12月からフジテレビ系列で放送されました。ダウンタウンが東京に進出したのは89年で、この年の10月から『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系列)がスタート。『ごっつええ感じ』もすぐに国民的な人気番組となり、97年まで順調に放送を重ねました。ところが、11月になると、意外な理由から打ち切りが決まりました」

 9月28日に「ごっつええ」のスペシャル番組が放送される予定だった。ところが、この日、プロ野球のセ・リーグで大きな動きがあった。野村克也監督が率いるヤクルトのマジックが1となり、優勝をかけて対阪神戦がナイターで行われることになったのだ。

 フジテレビは急きょ「ごっつええ」の1週延期を決め、神宮球場から試合を生の試合を生中継する番組に差し替えた。「ごっつええ感じ」のスペシャルは1週間後に放送された。

「これに松本さんが激怒しました。同じフジテレビで放送されていた『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』と『松本人志の新ひとりごっつ』の収録を“健康上の理由”を口実にボイコット。さらに、所属事務所の吉本興業を通じて『今回の一件で番組に対するボルテージが下がり、意欲的に取り組めない』との考えを伝えました。フジ側は最初から最後まで『ヤクルト戦の中継はテレビ局として当然』と反論しましたが、松本さんは『フジの番組は全部降りる』と頑なでした。関係者が折衝を重ねた結果、最終的には『ごっつええ感じ』は終了させざるを得なくなり、ただし、お互いが“絶縁状態”になるのは避けるという形で決着しました」(同・スタッフ)

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