水着はNGだったが…突然「私がやらなきゃ」 事務所も慌てた「佐々木ほのか」グラビア解禁の舞台ウラ

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 売れない雑誌、水着に厳しくなる社会、その一方で紙から電子書籍へのシフトと大きな変化を見せているグラビア。その動きを月単位でグラビア評論家の徳重龍徳が振り返る連載「上善は水着のごとし」。今回は2024年にグラビアで活躍が期待される美女たちを4回にわたって紹介する。第1回は昨年グラビアデビューを果たしたアイドルグループ「アップアップガールズ(2)」の佐々木ほのか(17)。グラビアでも見せる天真爛漫さをインタビューでも発揮してくれた。

 今月30日に18歳の誕生を迎えるが、地元福岡でアイドルを始めたのは幼稚園の頃と、芸歴は実に12年に及ぶ。そんな佐々木が昨年グラビアを解禁すると、天真爛漫な笑顔と、青春のブルーのフィルターが常にかかったような透明感のある美少女ぶりで注目を集めた。

「もともとアイドルとしてライブで見せていけたらと思っていた」とグラビアはNGだったというが、ある時、突然気持ちが変わった。

「不意に『私がやらなきゃダメだ』と思ったんです。『グラビアをやってみようかな』じゃなくて『やらなきゃいけない』と使命感がわいたんです。グラビアにそれまで触れてこなかったので、まず知らなきゃいけないと色々なグラビアを見ました。それまで思っていたグラビアって胸ボーン、お尻ボーンみたいな感じだったんですけど、見ると違って。かわいかったり、元気に見せるグラビアもあるんだと知って。これならやれると思って、事務所の社長さんに『今なら私、グラビアできます!』って伝えました」

 あまりに突然の解禁宣言に事務所社長もあっけにとられたが「やるんだったらやろうか」と、グラビアデビューのために動き始めた。こうして昨年6月26日発売の「ヤングマガジン」に佐々木の初水着が掲載されることとなった。

小学生以来の水着、撮影では…

 水着になるのは小学生以来。グラビア撮影前に行われたテストシューティングでは恥ずかしさもあったというが、いざ本番の撮影では「もう『行きましょう』みたいなテンションでした」と度胸のあるところを見せた。

「丸一日、自分だけを撮影してもらう機会はないですし、すごく勉強になりました。カメラマンさんや周りのスタッフの方々も優しくて。緊張で肩が硬くなっていたんですが、ふっとゆるまってリラックスできて撮れました」

 初グラビアでは自分の表情、見え方をより知ることができた。

「それまでは顔の表情なんてどちらも一緒だと思ってたんですけど、私って顔の右側にほくろがあって目も左よりほんの少しだけ上がっているんです。撮影でカメラマンさんに『右の方が大人っぽく、左の方がかわいらしく写るよ』と教えていただいて、最近はシーンで使い分けて使うようになりました。表情の作り方もグラビアを通して学べて、MVの撮影とかでも生かしています」

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