松本人志は「気持ち悪い」で批判殺到、相方の浜田雅功はスルー…同じ女性問題で世間の反応がこうも違うのは何故か

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不倫と性加害の違い

 当時24歳だったエステ店の女性経営者が、浜田との不倫を告白したというのが記事の根幹だった。FRIDAYの報道が再び脚光を浴びているのは、浜田と松本の女性への接し方がまるで違うからだ。

 ちなみに、浜田も自分で女性を口説いたのではなく、周囲の者がお膳立てをしている。また、高級シティホテルが“現場”になっているのも同じだ。だが、その他は正反対と言っていい。

「浜田さんの場合、初対面の時はハグで終わったそうです。“関係”は2回目からで、女性は取材に4回の逢瀬を明かしました。同意の上での行為であり、あっけらかんと“パパ活”だったと語っています。一方の松本さんに関する文春の報道で女性たちは、もともと“飲み会”という主旨で誘われており、途中で半ば強制的に2人きりにさせられています。記事では松本さんが襲いかかるような描写もあります。浜田さんの場合は典型的な不倫ですが、松本さんの場合は“性加害疑惑”と報じられるだけあり、刑法に抵触しかねない暴力性が顕著です」(同・記者)

 FRIDAYの記事では「フレンチクルーラー」が話題になった。ミスタードーナツの人気商品だが、女性は浜田の好物と知り、土産として持参した。すると浜田は「こんなことしてもらったんはじめてや」と泣いたという。

「指示書」の衝撃

「浜田さんは女性と一緒にテレビを見ながら、男性アイドルの悪口を言ったこともあったそうです。他にも服装や髪型についてアドバイスしたり、財布の正しい使い方を説教したりと、女性に気を許していた様子が伝わってきます。ところが松本さんの場合、行為が終わると解散です。事後に女性と会話を楽しむどころか、文春の記事では最後まで達成できないと激昂する様子や、『一度関係を持った女性とは二度と会わない』という“ポリシー”を報じています」(同・記者)

 浜田は不倫という観点からは糾弾されても仕方ないが、エステティシャンとの交際自体は普通のカップルと変わらない。一方の松本は女性を“モノ”として扱っており、人間としての尊厳を踏みにじっている。

 3点目は週刊文春1月25日号に掲載された「女性セレクト指示書」だ。松本が好む女性のタイプがメモに「黒毛」「つたやの店員」「マクドナルド」「スタバ」「べんごし」「こうほうの女」「CA」などと書かれている。文春の記事によると、松本の筆跡と似ているという。

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