不倫妻を演じるのは篠田麻里子…鈴木おさむ“引退脚本”、ドラマ「離婚しない男」の過激すぎる中身に注目

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最後の脚本

 今年3月31日をもって、32年間の放送作家・脚本業から引退することを発表した鈴木おさむ氏(51)。彼が脚本を担当する最後の地上波連ドラ、テレビ朝日系土曜ナイトドラマ「離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―」が20日からスタートする。主演は伊藤淳史(40)で共演は、小池徹平(38)だ。

 同ドラマは大竹玲二氏の漫画「離婚しない男」(講談社刊)が原作だ。伊藤演じる大手新聞社の社会部エース記者が、妻の不倫を目撃する。離婚を決意するものの、相談した敏腕弁護士から離婚調停において「父親が親権を獲得するのは1割」という現実を突きつけられる。愛娘の親権を得るために、妻の浮気に気づかぬふりをしながら、日々、証拠集めに奔走し、養育実績を残すなど、困難な壁に立ち向かっていく姿を描く「リコン・ブラックコメディー」。小池は、伊藤の妻の不倫相手を演じている。

 鈴木氏といえば、妻はお笑いトリオ・森三中の大島美幸(43)であることも知られるが、これまでに、「笑っていいとも!」(フジテレビ)、16年に解散したSMAPの冠番組「SMAP×SMAP」(同)など、数々の人気番組の放送作家を務めながら、ドラマ・映画の脚本家としても活動していた。

「『離婚しない男』の公開された予告動画を見る限り、かなり攻めたシーンが多いですが、それもそのはず。鈴木さんが『最後に爪痕を残す!』と書き下ろした力作の脚本だそうです。コンプライアンス遵守にしばられ、スポンサーの顔色ばかりをうかがうテレビ各局に対して、『ここまでできるんだ!』と、強烈なメッセージを送っているような気がしてなりません」(テレ朝関係者)

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