「私が悪い女だから、沢山の男が命を失ったように言われています…」 日本へ帰国、51歳で亡くなるまで続いた「アナタハンの女王」の苦悩

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前編【「アナタハンの女王」と呼ばれた女性の生涯 日本兵32人に囲まれ、そのうち5人と“結婚”、4人は不審死か別の男に殺害され…異様な孤島生活とは】からのつづき

 戦時中、南海の孤島「アナタハン」で夫と暮らしていた比嘉和子さん。夫が島を離れた際に米軍の爆撃で移動手段を失くし、32人の男性兵士と島に取り残された。そして始まった彼らとのジャングル暮らしは、和子さんを奪い合う「戦争」と和子さんの「処刑裁判」につながってしまう。命からがら帰国した日本もまた、彼女にとって安住の地とはならず、ひと儲けを企む輩が集まり始めた――。...

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