「キックバック4千万円議員」の娘はミス青学のインフルエンサー! 「立件候補で真っ先に名前が挙がる」

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「自民党派閥パーティー裏金事件」の“本丸”は誰なのか。「キックバックの額が数千万円に上るあの議員はアウト」「あの大物議員も危ない」――永田町では日々、そんな会話が交わされている。さらに検察幹部も「議員一人ではすまない」と漏らしているというのである。

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 本格捜査が始まった「自民党派閥パーティー裏金事件」は、清和政策研究会(安倍派)に所属する、大臣経験者を含む数十人もの国会議員が捜査のターゲットとなっている点で前代未聞である。しかも、東京地検特捜部の“本気度”を示すエピソードも伝わる。

「ある議員の秘書はもう4回も地検の聴取を受けた、と言っていました。また、別の秘書は次の聴取日として12月31日を提案され、年末年始も休みなしなのか、と驚いたそうです。1回の聴取が6時間ぶっ続けで行われた、という秘書もいます」(永田町関係者)

他の秘書とバッティングしないように

 本誌(「週刊新潮」)12月21日号では、東京・千代田区にあるホテルニューオータニが地検の「取調室」になっている、とお伝えした。が、それは1回目の聴取のみで、2回目以降は九段にある地検の庁舎などに大勢の秘書が呼び出されているようだ。

「出頭した秘書によると、隣室から話し声が聞こえてきて、やはり秘書が聴取されているようだった、と。部屋を出て帰る時には、事務官が先に出て左右を確認していた、とも。他の秘書などとバッティングしないよう気を付けているのでしょう」(同)

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