「キックバック4千万円議員」の娘はミス青学のインフルエンサー! 「立件候補で真っ先に名前が挙がる」

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裏金作りが常態化していた可能性

 過去5年の事務総長経験者は、下村博文元文科相(69)、松野博一前官房長官(61)、西村康稔前経産相(61)に、現職の高木毅・前党国対委員長(67)を加えた四人。一方、「高額キックバック議員」としてすでに新聞などで名前を報じられているのは、5千万円超の大野泰正参院議員(64)、4千万円超の池田佳隆衆院議員(57)、谷川弥一衆院議員(82)だ。

「池田議員は派閥から受け取った約3200万円を収入に記載していなかったとして収支報告書を訂正しています」

 と、全国紙社会部デスク(前出)が語る。

「その際、池田議員自身が開いた個人の政治資金パーティーの収入についても約1100万円分増やす訂正をしている。これを見て、地検は“パーティーを使った裏金作りが常態化していたのでは”と疑っています。また、“(キックバック分の金については)党から受け取る政策活動費だと認識していた”との池田議員側の主張に関しても、虚偽の疑いがある、とみています」

“まさかお父さんの裏金が…”

 文科副大臣兼内閣府副大臣を務めたこともある池田議員の地元は、愛知県名古屋市。家業の化学薬品メーカーの社長だった彼が初当選を果たしたのは、2012年の衆院選である。

「池田さんの娘さんのうちの一人は『ミス青山学院大学』に選ばれたこともある超の付く美人。インスタグラムのフォロワーが15万人近くもいるインフルエンサーでもあります。インスタで派手な生活ぶりを見て、“まさかお父さんの裏金が……”なんていう人もいます」(政界関係者)

 実際、そのインスタの投稿内容は芸能人もかくやという洗練されたものになっている。ただし彼女は今年半ばまであるファッションブランドの“顔”としてSNSなどでPRする仕事をしていたようなので、半分以上は業務も兼ねているのだろう。もっとも、その仕事を辞めた後も、パリ旅行をした際に「シャネル」のサングラスを購入したり、とセレブな日常を投稿している。

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