マイナー契約の筒香嘉智は日本プロ野球に戻って来ない? 「旧弊が残る日本の野球に嫌気が差している」
史上最大の契約に沸く大谷翔平の陰で忘れ去られそうな男――筒香嘉智(32)。
先頃、大谷が全国の小学校にグローブをプレゼントするというニュースが大きな話題となったが、筒香だって負けていない。
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今月2日、子供たちのために私財2億円を投じて作った球場の完成記念式典が催された。が、建設地が出身地の和歌山県だからか、それを知る人は少ない。
そんな筒香が8日、サンフランシスコ・ジャイアンツと交わしたのはマイナー契約。ぶっちゃけ2020年に渡米して以来、鳴かず飛ばずなのである。
「そのため複数の日本球団がカムバックコールを送っているのですが……」
と全国紙デスクが語る。
「古巣DeNAは、彼の旧背番号25を空けて待っています。特に、今オフは一塁手のソトが自由契約になりました。筒香が戻ればすっぽり穴が埋まります」
加えて、
「巨人も、お互いリスペクトし合っている阿部慎之助が監督に就任。あいにく内野は埋まっていますが、外野なら筒香の入る余地は十分残っています」
「もう日本球界には戻ってこないのでは?」
もちろん、春季キャンプに精を出し、メジャー復帰できなければ開幕までに帰国――という選択肢も考えられる。
だが、スポーツ紙記者は、
「もう日本球界には戻って来ないのでは?」
と疑問を呈する。というのも、
「彼は、かねて少年野球にまん延する悪しき旧弊を批判していますが、その延長であるプロ野球に愛想を尽かしているように見えるんです。安楽パワハラ事件はレアケースにしても、そういう風潮は多かれ少なかれ各球団にある。そんなところでプレーするより、たとえマイナーでもかの地で楽しく野球をしたいのでは」
頑張ってほしくもあり、戻ってきてほしくもあり。







