専属通訳・一平ちゃんの年収はいくらに? 本人の手元に残るのは半額? 大谷翔平の大型契約について専門家に聞いてみた

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約50%が税金に

 ドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円)のスポーツ史上最高額の契約を結んだ大谷翔平選手(29)だが、果たして彼の手元には一体いくら残るのか。また、“相棒”として知られる専属通訳の水原一平氏(38)の年収はいくらになるのか専門家に聞いた。

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「まず日本における国税に相当する連邦個人所得税が37%、それに大谷が住むカリフォルニア州政府からも州税12.3%が課税されることになります」

 と解説するのは、日本人大リーガーにも愛読者が多い『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑』の執筆者で、スポーツライターの友成那智氏。

「平均的な州税は5~6%ですが、カリフォルニアは他より重いことで知られています。それに加えてMLBの選手は遠征で他州に足を運べば、そこからも州税を取られるなど計算がややこしい。大谷の場合は代理人のネズ・バレロ氏が処理してくれると思いますが、MLBの規定では彼のような代理人にも手数料として5%(※契約金の総額では約50億円)を支払わないといけません」

「稼いだMLB選手の8割が引退後5年で自己破産」

 ゆえに大谷選手は年俸の55%強を差し引かれることになる。実際には契約総額の大半は後払いで、年俸は約2億9千万円となるのだが、「10年間の働きに対して1015億円」であることに変わりはない。

 気になるのは、米国内では折に触れて「稼いだMLB選手の8割が引退後5年で自己破産」と報じられていることである。

「現役時代の派手な暮らしが忘れられず散財したり、怪しげな投資話に手を出し大損したりする話は枚挙にいとまがありません。挙句に離婚で慰謝料をガッポリと取られるケースもありますね。球界のみならずアメリカンフットボールやバスケットボール、ボクシング界でも同様で、日本でなじみのあるスターでいえば、1試合10億円を稼ぐ男として知られた元ボクシング世界王者のマイク・タイソンが自己破産しています」(スポーツ紙記者)

 しかし現実的には、いくら仮想通貨のCMに出ていた過去があるとはいえ、大谷選手が投資に熱を上げる姿は想像できず、彼とは無縁の話だと考えたほうがいいだろう。

一平ちゃんの年収は?

 大谷選手の渡米後、一心同体で行動を共にしているのが専属通訳の水原氏だ。監督やチームメイトとの間に立ち、私生活でもサポートしてきた「一平ちゃん」だけに、ドジャースへの移籍も既定路線だという。もともと水原氏はエンゼルスと通訳の契約を結び、現地での生活が不慣れな大谷選手とも個人契約を交わしているそうだが、今回の巨額契約で報酬は大幅アップとなるのか。

 前出の友成氏に聞くと、

「一般的に優秀な通訳の場合、松井秀喜の通訳だったロヘリオ・カーロン氏は、8万ドル(1150万円前後)プラス地方遠征手当などが支給されていました。またMLBの監督の年俸は意外と低くて、大多数は100万ドル前後、コーチも大物なら70万ドル前後はもらえますが、それ以外なら20~30万ドル程度ともっと低くなる。以上をベースに考えれば、水原氏とて15万ドル、2千万円強がせいぜいでは」

 それにしても、これだけの巨額契約について、やっかみなどの声は一切聞こえてこず、どこか爽やかさすら感じられるニュースとして扱われているのが人徳というものか。

 12月14日発売の「週刊新潮」では、1千億円の想定される使い道などについて詳しく報じる。

週刊新潮 2023年12月21日号掲載

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