【家政夫のミタゾノ】撮影は9月初めの開始予定だったのに、なぜか暑すぎる真夏に行われた変な事情

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 秋ドラマも折り返し地点を迎えようとしている。多くのドラマで撮影がラストスパートに入る中、とっくにクランクアップしているというのが松岡昌宏(46)主演の「家政夫のミタゾノ」(テレビ朝日)だ。

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《女装した大柄な家政夫・三田園薫(通称:ミタゾノさん)が、派遣された家庭・家族の内情を覗き見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく、痛快“覗き見”ヒューマンドラマシリーズ》(番組HPより)も今期で第6シリーズに。

 これまで金曜深夜に放送されていたが、10月から始まった今期は火曜9時のゴールデンに昇格した。10月10日の初回視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯:以下同)は9・1%と大健闘。民放プロデューサーは言う。

「人気シリーズ『相棒season22』(テレ朝)ですら初回は12・5%、日曜劇場『下剋上球児』(TBS)が10・8%、月9『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』(フジテレビ)など7・8%ですから、立派な数字です。第2話以降はやや下がり気味とはいえ、それでも第5話(11月7日)では7・3%と他と比べれば大健闘。スタッフも胸をなで下ろしていると思います。なにせ、とっくにクランクアップしているので、修正もできませんから」

 ずいぶん早く撮り終えたものだ。

「10月クールですから、もともと9月頭に撮影に入る予定でしたが、松岡さんの意向もあって撮影が前倒しになったそうです」

 なぜ?

暑さにバテた松岡

「なんでも、松岡さんが『今年の夏は10月まで暑い。逆に7、8月は涼しいから、撮っちゃおうぜ!』と言ったとか」

 言うまでもないが、今年の7、8月は異常なほど暑かった。

「なぜ7、8月が涼しいという発想になったのかはわかりません。もともと松岡さんは言うことがぶっ飛んでいますから。もっとも、撮影を始めたものの予想をはるかに上回る暑さ。彼もバテていたそうですが、現場では『夏は暑いもんだよ! 今日も盛り上げて巻いていこうぜ!』とテンションを上げていたそうです。おかげで9月に入る前に撮影は終わったそうです」

 放送が始まるひと月以上も前だ。とはいえ、主役なら撮影スケジュールを変更できるのだろうか。

「『家政夫のミタゾノ』は第6シリーズの人気ドラマですからね。これだけ売れたら結構、主役の意向は通るものです。ですから、スケジュールの調整ではスタッフもかなり大変だったようです」

 言われてみれば、確かに「家政夫のミタゾノ」の昼間の野外ロケは日差しが強いように見える。さらに思い起こせば、彼は初回のオープニング(仙台空港アクセス線・美田園駅のホーム上で撮影)ではカンカン照りの中、妙なことを言っていた。

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