「国が認めない人間国宝」と評された高田渡 家賃5万8000円の木造アパートで暮らしたフォークシンガーの生き方とは

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 朝日新聞編集委員・小泉信一さんが様々なジャンルで活躍した人たちの人生の幕引きを前に抱いた諦念、無常観を探る連載「メメント・モリな人たち」。今回はフォークシンガーの草分け的存在、高田渡(わたる)さん(1949~2005)の人生に迫ります。1969年、「自衛隊に入ろう」でレコード・デビューして以来、風刺の効いた社会派のフォークソングを歌い続け……といっても、視点は常に生活者のそれ。淡々と歌う独特のスタイルに込められた高田さんの波乱の人生とはどのようなものだったのでしょうか。...

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