風邪で静養の小池百合子東京都知事 健康不安説再燃の背景に通称“Gブリ”
都知事3選を目指すのか
その小池知事にとって、来年の都知事選に出馬するかどうかは都庁内でも最大の関心事だ。
「今年71歳の小池知事が今さら国政に戻ってもできることはないでしょう。本人の意志はともかく、体調に問題がなければ、都知事3選を目指すというのが、都庁幹部の共通理解です」(先の都庁関係者)
先に触れた立川市の都議補選では、
「公明党は自主投票を決定し、自公の選挙協力が機能しませんでした。そこを流石の小池さんは突いてきて、10月6日の応援演説では、“東京都では子育てについて、例えば、第2子の保育料の無償化、これは公明党からも強い要望もございました”と発言し、明らかに公明党の票を取り込もうとしていました。結果、都民ファと立憲の新人が当選し、自民党候補は落選。自民党サイドがショックを受ける一方で、小池さんは自信を深めていました」(同)
今月には都民ファの推薦候補が出馬する青梅市長選が控えている上、次の都知事選は来夏に迫っている。
「現在、都内の都議会議員選挙区では8か所で欠員が出ており、来年の都知事選と同時に8か所で補選が行われることになります。現在の都議会は自民党と都民ファが議席数で拮抗しており、小池さんが都知事選に再出馬し、補選で都民ファがいくつか議席を取れれば、都民ファは安泰。安定した都政を行えると思います」(澤氏)