佐々木麟太郎の妹「秋羽さん」にもスカウトが熱視線 イチロータイプの好打者に争奪戦ぼっ発も

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プロ野球スカウトの本命は、妹だった?

 10月26日に、プロ野球ドラフト会議が行われた。超高校級スラッガー・佐々木麟太郎(3年)が米留学を表明し、注目の高校球児がいないことは残念だが、プロ野球スカウトは今も花巻東高校のグラウンドに姿を現しているという。

「ポツリ、ポツリですが、秋季大会を見に来た各球団のスカウトさんがグラウンドに来ていましたよ」(学校関係者)

 夏の甲子園大会でも先発マウンドに上がった2年生・小松龍一投手など、同校には好選手も多い。しかし、スカウトたちが同校に通い続ける“もう一つの理由”がある。佐々木麟太郎の妹、秋羽(しゅう)だ。

「第19回全日本女子硬式野球選手権大会(10月11日決勝)では、高校、大学、社会人のクラブチームと、プロ野球チームが運営する女子チームが出場し、トーナメント形式で日本一を争いました。優勝は阪神タイガースWomenでしたが、実力があり、スター選手になりうる逸材として、高校2年生の佐々木秋羽さんの今後の進路選択に、注目が集まりつつあります」(在京球団スタッフ)

 秋羽さんは1年生からセカンドのレギュラーを掴み、現在は主将としてチームを牽引している。

 女子の硬式チームはまだ少ない。全国高等学校女子硬式野球連盟が立ち上がったのは98年で、加盟校は全国で60校。男子の高野連加盟校は3818校だから、1.6%ほどでしかない。部員数が10数人の高校が多い中、花巻東・女子野球部は67人が在籍する大所帯だ。部の発足は20年4月。「菊池雄星(32)、大谷翔平(29)を輩出した高校にいって野球をやり、二刀流・大谷と同じユニフォームが着たい」という野球女子が各地から集まってきている。

「4月に行われた女子硬式野球選抜大会では、準優勝でした。秋羽さんは『2番二塁』で全試合に出場し、トータル3割5分3厘の高打率を残しています。9月の第1回女子硬式野球イーハトーブはなまき大会の決勝戦では先取点に絡む安打を放ち、優勝しました」(地元メディア関係者)

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